自然の恵み いただきます! 家庭菜園と山菜採りと・・・

家庭菜園と山菜採りを中心に、自分で収穫した食材を調理して食べるところまでの記録です。野菜の育て方、収穫方法、山菜のある場所、採り方、下処理の方法など、自らの経験をもとに情報提供させていただいております。

こごみの生える場所、採れる場所、収穫の時期は?

身近な山菜 こごみ

こごみは非常に身近な山菜のひとつです。

一度にたくさん採れて、下処理も比較的楽な方で、調理も簡単、しかも美味しい。

もう10年以上、毎年4月になると採りに行くのですが、その時の状況を思い起こしてみると、色々な面で共通点があることに気付きました。

こごみの生える場所、採れる場所、収穫時期、採り方、選び方などについてまとめてみました。

こごみの生える場所、採れる場所

私がいつも採りに行く場所のほとんどは、沢や河原など水辺の近くで、日当たりがよく湿った場所です。

大きな河川の河原にも生えているかもしれませんが、私の家は山に近い所なので、ほとんどが小さめの沢です。

そんな沢の周りのススキや葦(あし・よし)などが茂っているボサボサした所からこごみが生えてきています。

ボサボサした場所にこごみが生える

秋にススキの穂がたくさんユラユラとなびいていた場所を思い出してみてください。

そこが日当たりがよく、沢や河原などの水辺近くであれば、もしかしたらこごみが生えているかもしれません。

枯れたススキを目印に

こごみの収穫時期・タイミング

地域によってバラツキはありますが、私の住んでいる群馬県高崎市では、ここ数年4月の第2週目くらいからがベストシーズンです。

桜が満開になった時が基準

採りに行く沢の近くの桜が満開になってから、1週間後くらいにこごみが出始めています。(遅霜が降りるとズレますが)

ちょうど桜が満開の頃に一度下調べに行くのですが、沢沿いのススキ河原をかき分けてみると、何も生えていない株のままの状態を見て、「まだまだだな~」なんて悠長な感じで帰ってくることがあります。

ところがうっかりそのまま気にしないでいると、あっという間にこごみが伸びきって葉が開いてしまっていたりしたことも、よくありました。

好天が続いた時などは一晩で5cmくらい伸びるので、こまめにチェックしに行ってみるのが良いようです。

こごみは群生しているので、ひとつのエリアの群生が大体開ききってしまっても、少しずつ上流の方で探してみれば、まだ葉がクルッと丸まったベストな状態の群生に出会うことができます。

ただそれもウチの周りでは、2週間くらいの間のことで意外と期間は短く、ゴールデンウイークあたりになれば、どこも葉が開ききってしまっています。

それ以降に採りに行くときは、更に山深くまで入って行かないと採れなくなってしまいます。

なので、こごみは収穫のタイミングが非常に重要です。

こごみの採り方・選び方

食べるために採るので、当然食感もよく、美味しそうなものを選んで採ります。

選んで採る時のポイント

・先がクルッと丸まっているもの

・葉が開いていないもの

・できるだけ太くて長いもの

先がクルッと丸まったこごみ

先が丸まっている部分のシャキシャキとした食感がたまらなくいいんです。

その丸い部分も結局は葉っぱになってしまうのですが、丸まっているところは小さな葉っぱがギュッと詰まったような状態で、ちょっとした固さがあって、とてもよい食感になります。

やはりこごみと言えば、先だけ丸まっていて茎はきれいな緑色のものが美味しそうなイメージがありますので、葉が開いていないものを選んで採ります。

実際、葉が開き始めたくらいのものでも、まだ美味しく食べられますが、葉が開ききってしばらく経ってしまうと、茎が固くなっていて食べるのに向かなくなってしまいます。

このくらい開いていても美味しく食べられます

先の部分が丸まっていても、茎の葉が広く開いてしまっているものがあります。

ここまで開いてしまうと採らない

これでもまだ食べられるのですが、葉っぱの量があまりにも多くなると、キュッとした感じが味わえなくなりそうなので採りません。

太くて長いものの方が、同じ本数でも食べるボリュームが増えますし、味も食感もしっかりしていますが、あまりに大きくなってしまったものは、固そうなので食べません。というか採りません。

私が採る大きさは、採った時の長さがせいぜい30cmくらいが最大です。

株元の方からつまんで、軽くポキっと折れるくらいのものがベストです。

逆にまだ株から伸び始めたばかりの短いもの(5cmくらい)は採りません。

出始めの小さいものは採らない

その群生がまた来年も同じように群生になってもらうために、6本くらい生えているひとつの株すべてを採ることはせず、2~3本は残すようにしたり、小さいものは採らないようにしたりして、群生丸ごと採りつくすようなことはしないようにしています。

群生があればほんの10分足らずで、レジ袋一杯採れます。

お浸しにすると大きめのタッパー2つ分にもなりますので、充分な量です。

採りすぎると下処理が大変だったり、食べきるまでに傷んでしまったりすることもありますので、程々の量で収穫するのが一番です。

こごみは一度にたくさん採れるので、やたらと採るのではなく、美味しそうなものを選んで採るのが良いと思います。

こごみの食べ方

こごみの最も簡単な食べ方は、お浸しです。

ごはんのおかずにしたり、お酒のつまみにしたり、そばに入れて山菜そばにしたりしています。

下処理の仕方

他の葉っぱや虫が付いていることもありますので、1本1本、水でよく洗います。

茎の葉っぱが少し開いているものを採ってきた時は、洗うのと一緒に、茎に付いている葉っぱを、指で削ぎ落としています。

簡単に落とせます。

葉っぱの多いものは指で削ぎ落とす

別に削ぎ落とさなくても食べられるのですが、この方が茎がツルツルになって、きれいで美味しそうなこごみに見えますし、食感もキュッとした感じになってきます。

調理の仕方

よく洗ったら、鍋でお湯を沸騰させて、塩をひとつまみ入れて、こごみを投入し2分茹でます。

ザルに開けて流水にさらして、水切りをして出来上がりです。

2分茹でて流水にさらす

味付けは、だし汁・醤油・鷹の爪・刻み昆布を好みの濃さで水で薄めたものを使っています。

しょっぱくもなく薄くもなく、こごみの味を保ちつつ、程よい感じに味が染み込んでいます。

タッパー2つで、我が家の場合家族で大体2週間分です。

ちょうど飽きてくる頃、また賞味期間が終わりに近付く頃でもあるので、そのくらいで食べ切ることができる量を採ってくるのが、ベストパターンです。

こごみのお浸しとこごみの山菜そば

こちらの記事もご参考下さい。

www.samu-life.com

余談・・・すべての生き物が待ち望んでいる春

下処理でこごみを洗っている際、ナナフシの幼虫が付いていました。

ナナフシの幼虫(頭から尻尾まで3cmくらい)

最初はカマキリの幼虫かと思ったのですが、よく見たらカマもなく、体の各部分がピンと伸び切っているので、すぐにナナフシだとわかりました。

春は山菜のみならず、多くの動植物が生まれ、成長し始める季節です。

すべての生き物が待ち望んでいる季節なんでしょうね。

 

山菜そばにピッタリの七味唐辛子はこれ

袋入りもあります。