我が家の家庭菜園の旬も終わりを迎えています。
土づくりから、種まき、植え替え、間引き、水くれ、肥料・・・。
そんな世話の甲斐もあって、何とかたくさんの野菜に楽しませてもらいました。
ウチの家庭菜園の特徴は、農薬を一切使っていないことです。
虫が付いたり病気になったりしたら取り除いたり、手間はかかりましたが、完全な無農薬野菜であることが唯一の自慢です。
虫や病気の予防対策として、薄めた木酢液をまく程度ですが、実際にはほとんどの野菜が何かしら、虫や病気の被害を受けています。
それは承知の上でやっているのですが、今年全く被害を受けなかった野菜が、
青じそ(大葉)です。
青紫蘇の実の活用方法
種を蒔いて育てたのではなく、毎年勝手に庭のどこかに生えてくるのを、植え替えて育てています。
今年は一株大きく育ったのがあり、大葉として醤油漬けやてんぷらなどにして楽しませてもらいました。
それが今、花も咲き終わり、たくさんの実(種)を付けています。
ちょうど花が散って、種が出来はじめる頃ですが、大葉もだんだんと黄色く変色し始めてきているので、今回は実を保存食として調理してみようと思います。
青じその実の収穫・下処理の方法
まずは収穫です。
実がたくさん付いている部分を茎ごと手でポキポキと折って収穫します。
小さな実ですので、かなりの量が必要になります。
さっと水洗いして、茎の端をつまんで、もう片方の手(親指と人差し指)で茎をつまんでスライドさせながら実を茎から取ります。
これを1本1本根気よく繰り返します。
結構、面倒です。
ここでいう「実」とは、実際には「実ざや」で、本当の実はこの実ざやの中にあります。
そこまで細かく取り出すのはとても大変なので、今回は実ざやを「実」として処理しています。
実だけ取り終えたら、ザルに入れてさっと洗います。
青じその実を保存食に・その作り方
水洗いでごみを取り除いてから、沸騰したお湯で茹でます。
簡単なアク抜きです。1分くらいでOK。
茹でた実をザルにのせて水を切ります。
水で冷ますことはせずに、このまましばらく放っておいて冷まします。
冷ましている間に、タレを作っておきます。
醤油大さじ2、みりん大1、酒大1、を混ぜ合わせて、鍋で煮立てます。
少し煮詰まったような感じになったら、火を止めて冷まします。
冷めたら水を切った青紫蘇の実を、鍋のタレの中に入れ、煮詰めます。
焦げないように箸でかき混ぜながら、1分程度で出来上がり。
保存容器に移して冷まして、冷蔵庫で保存します。
1か月くらいは保存可能です。
ちょいと箸でつまんで味見。
醤油味の効いた青紫蘇独特の風味が口の中に広がります。
食べたいときに出して、刺身の付け合せや、ふりかけ、おにぎりの具としてもたくさん用途はありそうです。
作るのは面倒でしたが、非常にシンプルなご飯のおかずです。
www.samu-life.com
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