おかひじきが花芽を付けはじめました。
3月に種をまいて、6月に最初の収穫ができて、もう3か月以上、収穫し続けています。
摘んでも脇芽がどんどん伸びてくるので、きりがないくらい伸び続け、放っておくとボーボーになってしまうくらい、生育が旺盛な野菜です。
花芽ごと収穫
夏も過ぎて、そそそろ時期も終わりを迎えるかのように、白っぽい花芽が目立つようになってきました。
花芽がつくと固くなって、食べるのには向かなくなるようですが、その花芽のついたおかひじき、どんな味なのか花芽ごと収穫して試してみました。
小さくて白っぽいのが花芽です。
いつもはまだこれから芽が出てくる箇所を残しながら収穫していたのですが、今回は最後のつもりで、根っこごと収穫して、食べられそうな柔らかい部分のみを仕分けしました。
ボール一杯、少しあふれるくらいになりました。
更に太めの茎を取り除き、細くて柔らかい部分のみを摘み取ります。
これが結構大変で、30分くらいかかりました。
調理開始
沸騰したお湯で茹でます。
いつもは、2分間と決めて茹でていたのですが、今回は花芽が付いていて少し硬い部分が多いため、3分間にしてみました。
茹であがったら、流水にさらして、水を切って、タッパーに入れます。
結構な量ができたので、大きめの保存用タッパーを使いました。
つけ汁は、だし汁とみりんとしょうゆを味見しながら好みの濃さにしたものをかけます。
梅肉3つも細かく刻んで混ぜました。
これでおかひじきの梅肉和えの出来上がりです。
たっぷりできたので、3日分くらいはありそうです。
花芽の味わいは?
おかひじきのシャキシャキとした食感はもう何度も味わっていますが、今回は花芽が付いているので、どんな感じか楽しみにしていたところ、花芽は今まで以上のシャキシャキ感がありました。
味はつけ汁の味次第というほど、おかひじき自体に味はあまりありませんが、つけ汁と梅のすっぱさがほどよくマッチして、それに良い食感が加わるといった感じです。
おかひじきは食感を味わうのが楽しみの野菜です。
今シーズン何度も収穫出来て、いろいろな味付けで試してみましたが、一番満足のいくおかひじきを堪能することができました。
花芽がついたおかひじき、この時期にしか食べられない旬の食材です。