生産者だけの特権・ニラのつぼみ
つぼみを付けたニラが生育旺盛です。
まだつぼみですが、花を咲かせてしまうと株が弱るようなので、ある程度伸びてきたところで、まとめてつぼみを茎ごと収穫しています。
つぼみが混ざっているニラは、ほとんど市場に出回ることがありません。
生産者しか味わうことができないものなので、毎年楽しみにしています。
収穫時の注意点
茎の下の方からつまんで、ポキッと折れそうなところを折って収穫します。
ポキッと折れない状態でそのまま引っ張ると、根っこまで抜けてしまいますので、触った感触で折れるところを見つけて収穫します。
一束(30本程度)採れれば充分です。
かんたん調理方法
次に水で軽く洗って、沸騰したお湯で2分程度ゆがきます。
収穫した後、洗うのが大変な野菜が多いのですが、ニラはとっても洗うのがラクです。
つぼみも茎もツルっとしているので、軽く洗う程度できれいになります。
茹でる時間は、長ければ長いほどシャキシャキ感が無くなってしまいますので、短めの方が良いです。
今まで何度か経験した中で、少し茎が太めの場合は2分がちょうどよい食感でしたので、いつも2分にしています。
茹でたらザルにあけて、水をかけて冷まして、水を切ります。
ニラのいい匂いが漂います。
本当はキッチンペーパーを使ってしっかりと水気を取り除くと良いらしいのですが、めんどくさいので、ある程度水気が取れたら、味付けを始めちゃいます。
食べやすい大きさに切ります。
味付けは、いつも少し変えていますが、今回は醤油ドバッと、酢チョロチョロと、ごま油チョイッと、七味一振り、って感じで、全て目分量です。
新感覚の食感
シャキシャキとした茎と少しふわふわした感じのつぼみ、そしてしょうゆベースの味付けで、さっぱり感満載です。
ニラの葉っぱは「キュッキュッ」といった感じですが、このつぼみ付きの茎はまさに最上級の「シャキシャキ」。
初めて食べたときは、新食感だと思ったくらいです。
味付けは、いつも思いつきでやっていますが、他にもめんつゆやポン酢、みりんなどでもやったことがあります。
いずれもおいしくいただくことができました。
そもそもニラの味が強いので、よっぽど極端な味付けをしない限り、失敗はしないと思います。
家庭菜園の醍醐味とは?
8月も過ぎてひと夏が終わろうとしていますが、今年は我が家の家庭菜園も色々な野菜を収穫することができました。
野菜は天候に大きく左右されるため、今年のような長い梅雨は、そのまま生育に反映され、ゴーヤはいまだに実が付いていません。
そんな中でも何種類か収穫できたときは、「よくできてくれた!」と感謝の気持ちが出てくるくらい、嬉しいものです。
大規模にやっているわけでもなく、農薬も使っていません。
定期的に肥料を施して、朝夕の水くれと雑草取りぐらいの手間具合で、無農薬野菜を手軽に作れることが、家庭菜園の醍醐味だと感じています。
生産者でしか味わえないニラのつぼみのおひたし。今が旬です。