ミツバの種蒔き・発芽
3月の下旬、収納ケースを使ったプランターにミツバの種を蒔きました。
発芽しやすいように一晩水に浸けておいて、事前準備万端のつもりだったのですが、いざ蒔いてみたところ、水を含んだ小さな種が手にくっついて、パラパラと間隔が均一になるように種を蒔くことができませんでした。
どちらかというと、土に塗り付けるような変な蒔き方になってしまいました。
「これは間引きが大変だぞ」と思いながら、まだ寒い時期だったので、保温のため藁を敷いて発芽を待ちました。
藁が風で飛ばないように、麻ひもで押さえておきました。
今年は4月になっても寒い日が続いたため、中旬になってようやく発芽が始まりましたが、発芽しても成長が遅く、GWが過ぎたころからようやく伸び始めました。
第一回目の間引き
間引きの大変さを予想していた通り、密集して伸び続け、5月中旬、やっと間引きをしました。
30分ほどかかりました。
その時の状態がこんな感じです。
とりあえず第1回目の間引きということで、3cmくらいの間隔で、これからおひたしにして食べる分を収穫しました。
ミツバのおひたし調理方法
おひたしの調理です。
よく洗って、サッとお湯でゆでて(30秒くらい)、サッとザルにとって、サッと水でしめて、水を切って、器に盛って、ポン酢をかけるだけ。
調理と言ってもこんなもので、洗ってる時間が一番かかったかもしれません。
そもそも何でミツバを育てようと思ったかというと、2月にとある居酒屋に行ったときに出てきたお通しが「ミツバのおひたし」で、それがとても美味しくて、大将に「これどうやって作るの?」と聞いたところ、「サッと湯がいたミツバにポン酢を浸けただけだよ」とあまりにシンプルな答え。
これなら自分でも作れると思ったのがきっかけです。
ミツバの味は
さて、ミツバのおひたしを食べてみると、まさにあの居酒屋での味、ミツバの独特な香りとしゃきしゃきとした食感、しっかりと再現することができました。
数日前に山で採ってきた、ふきのとうとタラの芽を、ごま油を敷いた中華鍋でサッと炒めて、だし汁で煮詰めたものがまだ余っていたので、その3点セットでおいしくいただきました。
ミツバはまだまだ大きくなりますので、今後また間引きのたびに、この味楽しめそうです。