我が家の庭には所々にフキの葉っぱが茂っています。
2年前に100円ショップでフキの根を2株買って植えたものが、今ではあちこちに広がって、大きな葉っぱが見られるようになってしまいました。
生育旺盛なフキ
春先にはフキノトウとして天ぷらを堪能できましたが、葉っぱが茂ってくると、酢味噌和えや煮つけぐらいしか思いつかず、また下処理が面倒なので、ついついほったらかし状態になってしまっています。
フキは非常に長い期間、次から次へと葉っぱが出てくるほど、生育が旺盛です。葉っぱが大きくなると、近くに植えてある他の野菜が日陰になってしまうため「もう出てくるなよ」と思いながら収穫するのですが、いつもその収穫した茎の根元に、次に出てくる小さく丸まった葉っぱが顔を出している状態です。
その小さな葉っぱがすぐに大きくなって、放っておくと育てている野菜がいつの間にか日陰になってしまっているほどです。
その都度収穫して、既に今年は3回ほど酢味噌和えや煮つけにしてきました。
今回もまた葉っぱが大きくなってきたので、日陰を作っている場所のものや、大きなものを収穫してぬか漬けを作ってみました。
葉っぱも食べられるので、佃煮にしたこともありましたが、とても手間がかかり、あまり美味しくできなかったので、今回は茎だけを使いました。
下処理の方法
下処理はまず、塩を降ってまな板の上で「板擦り」します。
両手でゴロゴロ茎を転がしながら塩をなじませます。
そのまま沸騰したお湯に入れて2分ほど茹でます。
これであく抜きができて、更に外側の皮が剥きやすくなります。
ザルにあけて水洗いして、端の方にペティナイフで切り込みを入れて、手で摘まんで一気に全体を剥き下ろします。
剥いたフキを食べごろの大きさに切って、水にさらして、ぬか漬けの準備に入ります。
ぬか床は何を使う? その方法は
ぬかは「ブルックスのかんたんぬか美人」を使いました。
簡単!失敗ナシ!【かんたん ぬか美人】
ビニール袋にぬかと水を混ぜたものに入れて置いておくだけ。
食べるときにぬかを洗い流せばできあがり。
午前中に作業したので、その日の晩酌には十分漬かっていて、酒のつまみとして堪能できました。
90分でも漬かるようなので、半日では漬け過ぎかと思いましたが、ほどよくぬかの風味と、フキの苦み、シャキシャキ感が味わえました。
収穫時に見られた、小さく丸まった葉っぱがまだまだ大きくなってきます。
今年はあと何度か、フキで楽しむことができそうです。
ブルックスの「かんたんぬか美人」
フキのぬか漬けの方法は、こちらのブログでも詳しくご紹介しています。
nandemonukazuke.hatenablog.com