自然の恵み いただきます! 家庭菜園と山菜採りと・・・

家庭菜園と山菜採りを中心に、自分で収穫した食材を調理して食べるところまでの記録です。

もう大きくならない小さなゴーヤ 捨てるのはもったいない! 

実は付いているが枯れ葉も多くなり撤去目前のゴーヤ

そろそろ撤去の時期を迎えたゴーヤ

ゴーヤの時期も終わり、もうこれ以上大きくならない中途半端な実がたくさん付いています。

「もう少し大きくなってから収穫しよう」と待っていても、夏のような高温はもうありませんので、いくら待っていてもこれ以上大きくなることはありません。

結果、葉っぱが枯れ果てて、中途半端な大きさのままで撤去されるのが、毎年のパターンです。

今年はその中途半端な大きさのゴーヤを収穫して、今季最後のゴーヤ料理を楽しんでみようと思います。

 ゴーヤの撤去&収穫

蔓や葉っぱの撤去前の茂った状態
蔓や葉っぱを撤去して、ネットだけの状態
右:撤去前             左:撤去後

葉っぱ、蔓の撤去後はこんなにスッキリです。

グリーンカーテンとして日よけの役割をしっかりと果たしてくれたゴーヤに感謝しつつ、同時に最後の収穫も行いました。

例年なら捨てられていた小さなゴーヤ40個ほど

例年なら捨てられていた小さなゴーヤ

一番大きくて12センチ、他8センチから10センチ程度のものが40個ほど。

その他、まだ実になりたての細長いものが20個ほど収穫できました。

これ、いつもの年ならもう少し大きくなるのを待ってみるのですが、結局黄色くなったり、しおれたりして、撤去されてしまっていたものです。

今年は敢えて待たずに、早めに撤去&残りの収穫です。

いざ調理

若いゴーヤの塩胡椒炒め

<材料>

  • 小さな(10cm以下)ゴーヤ 30個位
  • 油 小さじ2
  • 顆粒だし 大さじ1
  • バター 小さじ2
  • 塩胡椒 少々

小さいの20個ほど、さらに小さいの15個ほど

炒め物にする分

とりあえずこれだけ、炒め物にしてみます。

半分にカットした小さなゴーヤ

半分に切る

まず半分に切ります。小さいものは切らずにそのまま使います。

実になりたてのものはそのまま切らずに使う

実になりたての小さいものはそのまま

半分に切ったら、スプーンで綿と種を取り除きます。

スプーンで種と綿を取り除く
スプーンで種と綿を取り除く
スプーンで種と綿を取り除く

一口サイズにカットしたゴーヤ

一口サイズにカット

一口サイズにカットします。

フライパンで炒めているゴーヤ

強火で炒める

油を敷いたフライパンに入れ、強火で炒めます。

味付けは顆粒だし大さじ1、バター小さじ2、塩コショウまわし振り2回。

しんなりとしてきたゴーヤ

2分くらいでしんなりしてくる

シャカシャカ炒めて2分くらいで、しんなりとしてきます。

このくらいでもう出来上がりです。

出来上がったゴーヤの炒めもの(塩胡椒炒め)

若いゴーヤの塩胡椒炒め

小さいゴーヤは熟れたものよりも苦味が強い傾向にあるのかもしれません。

多少苦味・酸っぱみや硬さが残りますが、そこが好きな方には、2分くらいの炒め具合が丁度いいと思います。

キュッキュッとした歯ごたえと少し生っぽい酸っぱさが、炒め物でありながら独特のさっぱり感がでています。

もちろんゴーヤの風味もたっぷりと残っていて、今年最後のゴーヤ料理を堪能することができました。

若いゴーヤの即席漬物 

更に残りのゴーヤで漬物にチャレンジしてみました。

小さなゴーヤ4本

小さいの4本

<材料>

  • 小さなゴーヤ(10cm以下) 4本
  • 塩 小さじ1
  • 顆粒だし 大さじ1
  • めんつゆ 100ml

そこそこ形の整ったものを4本。

炒め物同様、半分に切って綿を取って、半月状に切ります。

半月状にカットしたゴーヤ

半月状にカット

ビニール袋に入れて、塩小さじ1をふりかけてよく揉みます。

ゴーヤが潰れないように注意。

ビニール袋にゴーヤを入れて軽く揉む

ビニール袋に入れて軽く揉む

漬け汁を用意します。

漬け汁

漬け汁

顆粒だし大さじ1、めんつゆ100mlを混ぜておきます。

漬け汁をビニール袋のゴーヤにかけて混ぜます。

漬け汁を混ぜたゴーヤ

漬け汁を混ぜる

袋の口を縛って、冷蔵庫で保管します。

本来なら「浅漬風」にして4時間位おいておくのですが、今回はすぐに夕食の時間になってしまったため、1時間程度の漬け時間で食べてみました。

ゴーヤの漬物

ゴーヤの漬物

少ししょっぱ目ですが、完全に漬物です。

コリコリ、キュッキュッとした歯ごたえ、何となく「きゅうりの九ちゃん」のような味わいです。

今日から何日か、毎日の食卓に、漬物として活躍しそうです。